虎くん コロナ禍での忘年会開催の注意点

まずは新型コロナウイルスの症状と感染経路を知っておこう

コロナ禍での忘年会、会社から新型コロナウイルス感染者を出さないように、正しい知識を身につけ、きちんと対策する必要があります。
まずは、新型コロナウイルスの症状と感染経路を説明します。新型コロナウイルスの症状として、最もよくある症状が「発熱、空咳、倦怠感」です。時折見られる症状としては「痛み、下痢、結膜炎、頭痛、喉の痛み、味覚・嗅覚の消失、皮膚の発疹または手足の指の変色」になります。危篤な状況はもちろん、見てすぐ分かると思いますが「呼吸が苦しいまたは息切れ、胸の痛みまたは圧迫感、言語障害または運動機能の喪失」です。幹事として、また参加者として、意識しておきたいことは、コロナウイルスには潜伏期間があるため、発熱などの明確な症状がなくとも、感染している可能性があることです。この特徴は是非覚えておきましょう。
次に、感染経路についてですが、主に3つあります。1つは、ウイルスのついた手で鼻や口などを触ることで起きる「接触感染」。2つ目はせきやくしゃみなどによる「飛沫感染」。3つ目は換気の悪い密閉空間で大きな声で会話する際などに発生する「マイクロ飛沫感染」です。例えば「接触感染」なら同じ皿や取り箸を使うことで手にウイルスがつく可能性がります。
このように忘年会などの会食の場では、これら3つの経路は起こりやすい状況になります。

一人一人が気をつけるべきこと

次に、コロナウイルスの症状や感染経路をきちんと理解した上で、参加者、個々人が気をつけるべきことを説明します。
まずは、忘年会の前に自分が上記したような症状に該当しないか確認しましょう。体調が悪い際は、絶対に無理をして参加してはいけません。また周囲に体調が悪そうな人がいないか気を配るようにしましょう。
次に意識したいことは、飛沫感染を防ぐために三密を避けることです。具体的には、大人数でテーブルを囲わない、対面での着席を避ける、隣の人とも席の間隔を開ける、大声で話しすぎないなどに注意しましょう。
また、接触感染を避けるために、大皿での取り分けを避ける、飲み物は自分で用意し、手酌を基本とすることを意識しましょう。その他にも、こまめな手洗いを心がけることも大切です。これらことを個々人で意識するだけで、感染の可能性を下げることができます。幹事であれば、忘年会中もこれらのことを呼びかけるようにしましょう。

お店選びの際に気をつけること

次は、幹事さん向けになるのですが、お店選びの段階での注意点を説明します。
お店選びで重要なポイントは、席の間隔が空いているか、換気が十分にされているか、店内の消毒が定期的にされているかの3点です。この点を意識して、飲み会に参加する人が多いということが統計上明らかになっているため、是非ともお店選びの段階で、気をつけてみてください。また、細かい話になると、先ほど挙げたような接触感染を避けるべく、料理を一人一人に小分けで出されるかなども確認しておくと良いでしょう。お店選びの段階から、上記のことを意識しておくことが重要になります。
以上でコロナ禍の忘年会開催の注意点になります。参考になったでしょうか?幹事さんは気をつけることが多くと大変だとは思いますが、参加者が安心して参加できる忘年会を開くために、上に挙げたようなことを是非意識してみてください。

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